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長期平準定期の会計処理

節税で人気の長期平準定期保険は、保険期間が長期間のため終身保険に近い死亡保障となります。解約返戻率が高く、逓増定期保険とは異なり、返戻率のピーク期間が 長い点も特徴です。解約返戻金内の一定額の貸付もあります。

しかし、一般的な定期保険とは税務上の取扱いが異なりますので注意が必要です。長期平準定期は、保険期間によって異なりますが支払保険料の一定額が損金に計上できます。これは、保険料が平準化されているため、保険期間の前半に前払保険料が含まれていることによります。
 

会計事務所(税理士)を千葉で探しています。
田代会計事務所(税理士)様は、会計についてはもちろん、給料関係のことや節税、各種税務相談、生命保険の良し悪しまで細かく相談にのってもらえる千葉の会計事務所(税理士)であると伺いました。今回ご相談をさせていただきたいのは生命保険の加入についてです。

現在千葉で営む法人は順調ではありますが、こういう時にこそ保険をかけておきたいと思っています。契約者、受取人を法人、被保険者は代表である私(45歳)で、保険期間35年、年間保険料400万円の定期保険を考えています。何か注意をする点などあれば教えてください

一般的な定期保険は掛け捨てであり、費用性の高い性質を持つことから、支払った保険料の全額を費用とすることができます。
しかし、定期保険であっても保険期間の長い定期保険は税務上特殊な取り扱いが定められています。定期保険で、
保険期間満了時における被保険者の年齢が70歳超であり、かつ、被保険者の加入時の年齢+保険期間×2が105を超えるものについては、長期平準定期として税務上取り扱われます。

なぜ、取扱いが異なるのかと言うと、一般的な定期保険は中途解約をした場合支払われる返戻金は少額であることがほとんどですが、長期平準定期に該当する定期保険は、中途解約をした場合は解約返戻金が高額になることがあるためです。

千葉の会計事務所(税理士)からの注意点としては、長期平準定期は通常の定期保険と経理処理が異なると言うことです。

長期平準定期に該当した場合は、保険期間の前半6割の期間は支払った保険料の半分を資産に計上し、半分を費用として計上します。後半の4割の期間は、支払った保険料を全額費用計上し、更に前半6割の期間で資産計上してきた金額を残りの期間で均等に取崩し費用化していきます。

お問い合わせの定期保険は、保険期間満了時の被保険者の年齢が80歳>70歳であり、かつ、45歳(契約時年齢)+35年(保険期間)×2=115105であることから長期平準定期に該当します。

したがって経理処理は前半6割の期間(21年間)は、支払保険料400万円の内、半分の200万円を資産として計上し、もう半分の200万円を費用計上します。

後半4割の期間(14年間)は支払保険料400万円を費用計上し、更に21年間資産計上してきた4,200万円(200万円×21年)を残りの期間で按分した金額300万円(4,200万円÷14年)を取崩し費用計上します。

このように長期平準定期は費用化されるのが随分後になると言えます。


千葉の田代会計事務所(税理士)TEL:043-224-3618では、保険の内容、保険期間等についてもその会社に合ったものを一緒に考えます。

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